続・大日本仁志會

西勝造 が創始した西式(西学)を紹介する、正統西式のブログです。

2014年07月

敗戦後の樫尾太郎医博と西勝造

樫尾太郎医博は、敗戦が近づいた頃は北海道札幌陸軍病院付で病人の治療にあたり、また教育隊兼務で陸軍看護婦の教育を2期務め、産科の講義も行い、桜が散ってリンゴの花が咲く遅い北海道の春の道を通って、北大へ産科実習にも連れて行った。
この時期の病人治療のエピソードは別の機会に譲ろう。

敗戦後、樫尾は大尉に昇進し、召集解除になって帰郷した。
新聞のトップ記事に、「北海道はソ連、本州はアメリカ、九州は中国、四国はイギリスに分割占領される」と載ったのを読んで、一時はがっかりした。

郷里の奈良(*樫尾は東北出身の資料があり、妻の郷里の可能性がある)にしばらくいた後、「医学の研究を続け、開業医にはならぬ」との初志を貫くべく、母校の東大に戻った。ぐるりは全て焼け野原で、付属病院への外来患者も少なかった。教室には復員してきた医局員が手持ち無沙汰でゴロゴロしており、入院患者の付き添いは病室の廊下に七輪を運び入れて炊事をしているという有様であった。

昭和20年2月22日、西の薦めた女性と結婚。
長男が生まれ、西に名前をつけてもらった。
開業していたが生活は苦しく、配給の砂糖を売って玄米を買い、それを粉にひいて重湯を作り、子供に飲ませていた。樫尾は農家へ往診した時に米をもらって帰り、あとは大根の葉っぱを生でかじっていた。一部の売国奴たちは例外だが、一般国民は誰もが生活に追われていた。
昭和22年には東京地方裁判所の山口判事が、政府による正当な食糧配当だけで生活し、闇で食料を調達しなかった為、栄養失調で死亡した。

樫尾の病院へも客が少なく、やっていけないのを、西が関西へ講演でやってきた時、会員が家族や知人の病気について相談し、「先生、往診をお願いできませんか」とお伺いを立てると、「私は時間がないから、樫尾君に行ってもらいなさい」と樫尾を紹介し、それで何とか一息つける状態だった。

日本政府は円を凍結し、新円を発行して通貨の大規模な調節を試みたが、物価上昇を食い止めることは出来なかった。例えば昭和22年2月には都電の切符は50銭だったのに、9月には2円と4倍になった。米国はドッジ経済顧問を派遣し、ドッジ旋風として恐れられた強硬策によってインフレは一応収まった。

この旧円封鎖がなければ、西医科大学が出来ていた。
「当時、西先生は上海で商売をやっていた人の財産を日本に引き上げるよう忠告されて、損を免れたという実業家から三百万円を贈られた。今(注:昭和年57年)の金で百五十億円ぐらいになろう。その金で威張って居られる敬老院、海水研究所、医科大学の三つを造るというのが西先生の構想であった。しかし、それもインフレと旧円封鎖のために計画倒れに終わった。当時は戦中に林立した臨時医専を医大に昇格することが急務であり、どこかの医専を買収することを先生は考えておられたようだが、西医科大学は日の目を見ることができなかった。」

(続く)

ホーレン草の蓚酸について

シュウ酸はどんな野菜、山野草にもあって、「えぐみ」であり、「あく」として取り除きますが、それが「もち味」でもあり、「えぐみ」を生かした調理法もあります。

ホーレン草には多く含まれますが、水溶性ですので、茹でることによってかなり減らすことができます。
シュウ酸はタケノコにも多いですが、採れたてのタケノコの刺身は美味しいですよね。と言ってもなかなか食べる機会はないですけども。

民間療法で生野菜ジュース(青汁)を勧める一派の人は、ホーレン草はシュウ酸が多く、毒であるから絶対にジュースに入れてはならないと言います。

ホーレン草はシュウ酸が多いから生食は毒だと主張する人も、今はネットで検索すれば簡単に様々な情報を手に入れることができますから、バナナにもホーレン草に劣らず多くのシュウ酸が含まれていることを知らないのであれば、あまりにも不勉強な人か、自分にとって都合の良い情報だけを集める人と言えるでしょう。

ではバナナも生で食べたら毒ですね、と質問すればいいのですけどね。

西式ではどうなのか

西式ではホーレン草はシュウ酸が多いから生で食べると健康に役立つと言います。
西式を代表する医者の一人、樫尾太郎 医博の訳書「生野菜汁療法」に載っている「蓚酸含有表」から
シュウ酸の含有量の多い食品を紹介します。

ホーレン草  658.0mg%
青バナナ   524.0
黄バナナ   425.0
ココア     442.0
紅茶      219.2
コーヒー    15.4
小豆      77.0

ホーレン草は蓚酸が多いから生で食べてはいけないという人は、
バナナも生で食べてはいけないと言わなければなりません。

なお、ホーレン草は茹でた場合、半分近くの蓚酸が茹で汁中に排出されます。

他の資料では、タケノコは 654mgで、茹でた場合138mgという測定値が報告されています。
とったばかりのタケノコを刺身のように食べたり、京料理のタケノコって美味しい(^q^)

京都の日本料理店「竹茂」のHPに、
「朝堀りタケノコ」についての詳しい説明があります。
ちなみに私の両親は共に京都出身でした。
 ↑ 文章の内容に無関係ですm(._.)m

『京タケノコは「朝掘り」というイメージが定着しています。
朝に掘ったタケノコをすぐに調理して食する。
それは鮮度を保つというだけではなく、タケノコにはアクがあり、
時間が経つとアクが強くなるからです。

タケノコのアクは鮮度によってアク抜きの方法も違います。
朝掘りタケノコは早朝に掘り出したタケノコですが、それを2,3時間後かあるいは昼頃までに入手して調理(下処理)してこそ、朝掘りの意味があります。

タケノコは時間が経てばたつほどに質が落ちて、アクが強くなり、エグ味も出てきますのでできるだけ早く湯がかなければなりません。
タケノコのアクの成分はホモゲンチジン酸とシュウ酸です。
シュウ酸は時間が経つにつれ2,3倍と増えるので、朝掘りのタケノコでもできるだけ早く湯がきます。

また、タケノコを湯がく時には米糠を入れますが、これは米糠がとけた茹で汁にシュウ酸がとけだすのと、米糠の酵素の働きでタケノコが柔らかくなるからです。
ある実験では米糠を入れた茹で汁には、入れないときの数十倍のシュウ酸がとけだし、タケノコに残ったシュウ酸は約半分になっているという結果が出ています。 』

そうそう、ショウガ健康法とかいう変なのがありますが、
生姜は574mgあります。おろし生姜は毒なんて誰も言いませんよね。

なお、蓚酸とは別の問題として、化学肥料由来の硝酸塩があります。
これもホーレン草が槍玉に挙げられるのですが、チンゲンサイにも負けず劣らず硝酸塩が含まれます。
農薬、化学肥料の問題は改めて取り上げます。


引用:
「生野菜汁療法」(訳書);樫尾太郎 医博
野菜中の蓚酸含有量;山下光雄 日本医事新報社,No.3205(1985)
食品のシュウ酸含量;三浦里代 日本医事新報,No.3993(2000)
「食品の迷信」(芳川 充 ポプラ社 2008年)
京都府長岡京市の日本料理「竹茂」のHP



ガンの治療は可能か(5)

N.W.ウォーカー は、現在と過去数世代にわたって、調理され加熱された「死んだ食べ物」を摂ってきたために、体は本来の機能を果たすことが出来ず、生命は維持できているが、健康を犠牲にしていると説き、食事を生の新鮮な野菜、果物、種seeds 、木の実nuts、だけとすることを提唱し、Colon Healthの為にColon大腸の洗浄を行うこと、乳製品を摂らないこと、また水道水は有害であるとしてClean, pure water純水を推奨した。

西式を代表する医者の一人、樫尾太郎 医博はN.W.ウォーカーの「Raw Vegetable Juices: What's Missing in Your Body? (1936) 」を「生野菜汁療法」(実業之日本社)と題して翻訳し、冒頭の「訳者はしがき」において、『「生きたものは、生きたもので養われる」というのが、生物界の原則である。そこで、「生野菜」は、不老長寿、万病治癒、美容と若返りの、霊薬ともいうべきで、巷に氾濫する各種栄養剤、薬剤の類も、生のホーレン草人参には敵わない。
私は、生野菜食の応用によって、不治とされている多くの病人に、奇跡的な効果を挙げてきた経験がある。(中略)
原著者は、本書の中で「有機」「無機」という言葉を、「生きた」「死んだ」という意味に使用している。
生きた食物と死んだ食物との相違は、生命の神秘を解く鍵であり、むつかしい問題でもあるが、死んだ食物というのは、加熱によって蛋白(たんぱく)が凝固したり、酵素が破壊されたり、太陽光線のエネルギーが失われて、エネルギー水準が低下したもの、ということができよう。』と述べている。
 
N・ W.ウォーカー は raw vegetarianだった。
生の新鮮な野菜、果物、種seeds 、木の実nuts、だけの diet 食事法を提唱した。
彼はveganとして、肉、牛乳また乳製品(生のヤギのミルクを除く)、魚、卵を食べることも、主食としてパン、パスタ、[精米された]米、そして[精製された]砂糖も避けるように提案した。

注)vegan、the word is pronounced “VEE-gun”。
ベジタリアンの中でも肉だけでなく、魚も卵も乳製品も食べない人たちをヴィーガンという。

Norman W. Walker(1886 明治19年−1985 昭和60年)は 、
1886年1月28日イタリーに生まれ、米国に移住し、米国市民権を得た。

In his early 50s, Dr. Walker became seriously ill. Rather than going the traditional medical route for his sickness, he turned to Dr. H. William Baum, a chiropractor and physical therapist. At the suggestion of Dr. Baum, Dr. Walker turned his back on the Standard American Diet (SAD) of his day, and changed his diet to raw vegetarian.

病名は書かれていないが、50代前半にseriously ill重病になり、それを契機に raw vegetarianになったという。
それから半世紀、99歳と5ヵ月(1985年6月6日)で死ぬまで健康で、 raw vegetarianの生き方を貫いた。

なお、彼の妻 Helen R. Walker (1905 - 1993)は88歳まで生きた。

Dr. Walker’s Views on Nutrition
栄養に関するウォーカー博士の見解

Dr. Walker advocated a diet based solely on raw and fresh foods like vegetables, fruits, seeds and nuts. He considered cooked or baked foods dead and therefore unhealthful, saying that “while such food can, and does, sustain life in the human system, it does so at the expense of progressively degenerating health, energy, and vitality.”
ウォーカー博士は、もっぱら野菜、果物、種とナッツのような生で新鮮な食品だけに基づく食事法(diet )を提唱しました。彼は調理されたか焼かれた食品は死んでいて、健康に悪いと考えた。そして、「そのような食物は生命維持はしてくれるが、序々に健康、エネルギー、活力を失ったものに変じていく」と言いました。

As a strict vegan, he did not recommend the eating of meat, dairy or dairy products (with the exception of raw goat milk), fish or eggs. His diet suggestions also avoided such staple foods as breads, pasta, [white] rice and [refined] sugar.
厳格なビーガンとして、彼は肉、乳または乳製品(生のヤギのミルクを除く)、魚、卵を食べることを推薦しませんでした。彼の食事法は、パン、パスタ、[精米された]米と[精製された]砂糖のような主食を避けるように提案した。

He considered a healthy colon key to one’s health, and estimated that 80% of all disease begins in the colon. He wrote: “Every organ, gland and cell in the body is affected by the condition of the colon.”
彼は健康な大腸を健康の鍵とみなした。すべての病気の80%が大腸で始まると推定した。彼は「体の中のあらゆる器官、腺と細胞は、大腸の状態に影響されます」と述べた。

Dr. Walker believed that dairy products had an especially deleterious effect on human health
He testified to the disappearance of many ailments upon the exclusion of dairy products
ウォーカー博士は、乳製品が人間の健康に特に有害な影響を及ぼすと信じていた。彼は乳製品を除外すると、多くの病気が消失すると証言した。

ウォーカーは、乳製品が風邪、インフルエンザ、気管支のトラブル、結核、喘息、花粉症、副鼻腔のトラブルなどを悪化させ、また引き起こすと述べている。

ガンについては、
「人参の新鮮な泥状汁は、潰瘍と癌の治療に著しい効果がある」
「十分な量と種類の、新鮮な生野菜と果物の泥状汁だけで生活している人々は、癌を発生しない。」
と述べている。


引用 「Norman W. Walker: Juicing Pioneer」
    「生野菜汁療法」

ガンの治療は可能か(4)

体は免疫を高めるだけではなく、下げることで命を守ることもある。
医療の現場では、免疫を高めることも、下げることも行われている。

第98回 看護師国家試験 午前問題59

同種骨髄移植で正しいのはどれか。
1.提供者とのABO式血液型の一致が条件である。
2.手術室において全身麻酔下で移植される。
3.免疫抑制薬を用いる。
4.骨髄生着後は感染の危険性がなくなる。

正しいのは3だけで、他はすべて間違っている。
何が言いたいかと言えば、このように手術においては、免疫抑制薬も使われているのだが、

体自らがわざと免疫を低下させていることもあるのではないか、ということである。
「医」「食」「住」問題を中心に、執筆、評論、講演活動を行っている船瀬俊介は、体が生き延びるために免疫を自分で必死に下げているからガン患者はガンが再発する、と普通に行われているあることが危険であると主張している。

「マイナスの栄養学」という千島博士が唱えた考え方のように、思考力は柔軟にし、一つのことを信じて狂信的であってはいけない。

注)千島博士とは、革新的医学・生物学理論の千島学説で知られる千島喜久男。

(続く)



樫尾太郎医博について(0)

Tさん、コメントを頂いた件に関してはそれ以上にありますが、今は文章にまとめる余裕がないので、その内にということでお許し願います。m(_ _)m

また、西の著作以外に樫尾太郎医博の著書を読まれることをお薦めします。
樫尾は西に同行して病人の家へ行き、西がどのように体貌観測を行い、処置をするかを直接見ながら西式を体得した医者でした。
西に子供の名付け親になってもらったり、西の最も近くにいた一人でした。

ということで、きっかけを頂きましたので、樫尾太郎医博について書きたいと思います。

ガンの治療は可能か(4)はゲルソン療法を取り上げる予定です。
西は生食の海外文献の一つとしてゲルソンの著書を取り上げていました。つまり、西式の中に全て入っているんですけどね。

ガンの治療は可能か(3)

近藤誠医師の100万部ベストセラー「医者に殺されない47の心得」(株アスコム 2012年12月出版)より引用する。

『心得25
免疫の話を続けましょう。「いつも笑っていると免疫力が上がってがんにならない」、「この食品で免疫力を高めてがんを防ごう」、
「人間の体には一日5千個のがん細胞が生まれるが、免疫細胞のNK(ナチュラルキラー)細胞が殺してくれている」・・・。
まるで、免疫力させ強化すればがんを防げるような言説が広まっています。すべて何の実証もない、「みてきたようなウソです。」
大学病院でも行われている「免疫細胞療法」も同じです。
欧米の医学界では、「がんに対して免疫力を強化しても無意味、効果なし」というのは常識です。免疫細胞療法は見向きもされないどころか、免疫と名の付く療法で患者を集める医者は詐欺師扱いされています。』

やれ水素水だ、抗体ミルクだ、〇〇だ・・とガンを含め難病には免疫力を強化すればいいと商売熱心な業者の餌食になっている人たちには、蛙の面に小便であろうが、欧米の医学界では免疫力強化でガンを退縮させるといったことは既に否定されてしまっている。

一方、新潟大学医学部元教授・安保徹は免疫力の主役は白血球、自律神経、腸管であり、「免疫は、体になんらかの異常が起きたときに、それを察知して修復する身体のシステムで、また病気のほとんどは体に起きた異常を治そうとする免疫の治癒反応から始まるのです。ガンやアトピー性皮膚炎をはじめ、潰瘍性大腸炎や膠原病などの難病、糖尿病や高血圧の生活習慣病、うつ病などの心疾患、腰痛や膝痛の慢性痛といった病気や症状もすべて免疫の治癒反応であり、体の中で免疫システムが正しく働いてくれれば、これらの病気が予防でき、またかかっても治癒へと向かいます。」(「病気にならない免疫力をつくる毎日の食事」)と主張する。

素人で他人に病気の予防法とか治療法を説く輩は、だいたい安保や藤田の本の受け売りでしかない。しょせんは自分に都合のいい情報を集めて理論武装しているだけだ。
医療は殺人ビジネスとなり、命を奪いながら金も奪う医療マフィアが最も邪魔な存在とみなしているのは、過去には白人による東洋の植民地支配を崩壊させ、未来には医療のワンワールド支配を邪魔しかねない日本民族である。日本民族根絶やし計画には子宮頸がん予防ワクチンも入っているのでないか。
食品の放射能汚染や大量の中国製食品添加物、伝統的食品の化学的速成、農薬、大気汚染、遺伝子組み換え食品、低周波電磁波被害、ケムトレイル散布などについて言及せずに病気の予防法とか治療法を説く輩は詐欺師まがいであり、宗教として信じるなら別だが、十分に注意する必要がある。

アガリクスは、人気の最盛期には年間350円億円売れた健康ビジネスの花形商品だった。
「ガンが消えた!治ったー100人の証言」、「ガンが消えたー臨床医の証言」などの本が120冊以上も出版された。
この時も薬事法違反で逮捕者が出ている。
また体験談がでっち上げでフリーライターが60万〜70万円で創作していたケースもあった。

今は水素水が人気だ。
世界の四大奇跡の水、ルルド(仏)、ノルデナウ(独)、トラコテ(メキシコ)、日田の天領水(日本)は天然の活性水素水という研究もあるが、高価なサプリメントや人工的に水素水を作る機械などが売られ、一大ビジネスになりつつある。

「水素水とかマイナス水素イオンも荒唐無稽だよ。ガンの原因は活性酸素だっていうけど、すでにガンになっちゃっているわけだから、いまさら活性酸素を除去したって治癒なんてできないでしょ。何を言っても蛙の面になんとかだろうけどね。でもいちばんの問題はさ、たいていが複数の代替療法をしているから、患者はどれが効いたのかわからないまま、その治療を継続することなの。一度やり始めたら後戻りできなくなるのが代替療法の厄介なところなんだよ。」(近藤誠医師)

ガンの治療は可能か(2)

元慶応大学医学部放射線科の近藤誠医師(65歳)は

「食事って自分で変更できるじゃない。それと、食事のバランスが悪くてガンになったって気持ちがあるんだと思うんだよ。だから、みんな食事療法をやってみたくなるんだね。ガンは遺伝子の変異が原因で、遺伝子が変異するのは体に外から入ってくる物質の影響だから、食事も含まれるのは確かだよ。ただ、みんな勘違いしているのは、食事を変えると毒素みたいなものがなくなって、ガン細胞もいいほうに変わっていくんじゃないかって思っちゃうんだな。でも、食事で遺伝子の変異を直すことはできないだけどね。」

「水素水とかマイナス水素イオンも荒唐無稽だよ。ガンの原因は活性酸素だっていうけど、すでにガンになっちゃっているわけだから、いまさら活性酸素を除去したって治癒なんてできないでしょ。何を言っても蛙の面になんとかだろうけどね。」

「点滴で体内に入った超高濃度のビタミンCが過酸化水素を生成してガン細胞を死滅させるなんて言ってるけど、荒唐無稽だよね。だって、体内で生成された過酸化水素はどうやってガン細胞だけを選んで死滅させるわけ?そんなのおかしいでしょ。」

注)「ふきのクリニック」(大阪府)のHPには「ビタミンCが高濃度になると過酸化水素を生成します。正常細胞はカタラーゼという酵素が過酸化水素を中和するので影響を受けないが、ガン細胞の多くはこのカタラーゼが欠乏しているために過酸化水素を中和できずにダメージを受けて破壊されるといわれています。」とある。

「ガン細胞の多くは」というから全てではないようだ。また「破壊されるといわれています」とは、はっきりしていないということか。

「代替療法というのは昔からあって、僕は常に否定してきたけど、否定しても患者さんが信じちゃってるからどうしようもないんだよ。宗教みたいなもんだからね。」

今回は近藤誠医師がどのようなことを言っているか取り上げたが、
ガンと免疫については、2名の非主流派医学の有名人である安保徹元教授と近藤誠医師の主張は真っ向から対立している。信じる者は救われるというが、自分に都合の良い情報だけに目を通す人が多いが幅広く勉強すべきであろう。なお現代医学の患者からの搾取の体制は完成しており、医療の問題は上に行くとラムズフェルド、ブッシユ、ロックフェラーらに行き当たることも勉強すべきである。

引用:FLASH 2014年7月15日号「食べ物や水素水、ビタミンCだけで、ガンが治るわけないぞ!代替療法は、脱出できない泥沼「アリ地獄」!

ガンの治療は可能か(1)

人は生きるために植物や動物の命を奪って自分の栄養とする。
他の生物に関与することなく、単独で自身の生命サイクルを完了できる生物は、地球上にはほとんどいない。
人の腸内にも寄生して生命を維持している腸内細菌や寄生虫がいる。

霊的存在が人に憑依して自己の利益の為にその人を操るのと同様に、人の体内に侵入した寄生虫もまた宿主(人間)から栄養分を盗み続けるために宿主を操る。

「(寄生虫は)6、非常に悪いバイブレーションをオーラに与え、宿主の言動が低級になり、下品になる。(F教授などが好例)」
「ガンは伝染する!」(笹川英資 著 文芸社 1998年)

著者の笹川英資には、寄生というキー・ワードで人類史の秘密を解明したユータス・マリンズの「カナンの呪い」の訳書がある。
F教授が誰なのか不明だが、偶然なのか薬事法に違反する行為で累計1000万円以上の報酬を受け取っていた人物も同イニシャルである。古来どの民族にも寄生虫を排除する為の薬草の知識が伝わっており、人は寄生虫と共生できないことは明白である。

今回は、ガンの原因が文化生活のもたらした人体の化学汚染と寄生虫にあるという説を取り上げる。

現代では歯磨き、シャンプー、化粧品などを通じて、人の体内にはプロピルアルコールが存在し、それが寄生虫の体内での繁殖に寄与しており、ガンは寄生虫の本来の寄生場所以外での繁殖に伴って誘発される細胞の反応であって、プロピルアルコールを除去し、かつ寄生虫を取り除けばガンは数日間で治る、という説を唱えたのはハルダ・R・クラーク(Hulda R Clark)で、彼女の著書「THE CURE FOR ALL CANCERS」(すべてのガンの治癒)」は米国で70万部売れた。邦訳は「ハーブでがんの完全治癒」(大原和夫 訳 フォレスト出版 1996年)だが絶版となっている。
彼女は素人の健康指導者ではない。
本には1年4ヶ月の間に彼女のオフィスを訪ねた138人全員の寄生虫寄生状況と治癒経過が掲載されている。
(注:邦訳では50例しか載っていない)

本の内容を要約すると

『私は、大学で生理学を専攻し、その後博士号を取った生化学者でした。当時のアメリカは、ビタミン剤の服用がブームになり、健康への関心が高まった時期でした。この時代に、私は独立して栄養生活コンサルタントになりました。
コンサルタントとして仕事をしているうちに、3人のガン患者から相次いで相談を受け、そして、偶然にも、その3人には、同じ種類の寄生虫が体内の同じ場所に住みついていることを発見したのでした。
この寄生虫、ファシオロプシス・ブスキーは、人体の腸内に寄生する、比較的ありふれた種類の寄生虫です。
ときおり大腸炎、クローン病(限局性回腸炎)、過敏性腸症候群などを引き起こしたりはしますが、この寄生虫はほとんど人体に害を与えません。ところがガン患者の体内では、腸内(十二指腸、小腸、大腸、直腸)ではなく、肝臓に存在していました。

検査の範囲と対象を拡大していく中で、私が大いに気づいたのは、プロピルアルコールとガンの深い関係でした。プロピルアルコールなどの溶剤が人体内部に蓄積されると、寄生虫の活動がにわかに活発になるのです。まるで、プロピルアルコールが寄生虫の増殖誘引剤として働いているように見えました。なぜ、プロピルアルコールなどの溶剤が、寄生虫の爆発的増殖を引き起こすのかについては、現時点では推測することしかできません。しかし、いずれにせよ、溶剤、寄生虫、ガンの間には深い相関関係があったのでした。
(注:ここでいうプロピルアルコールとは、化学的にはイソプロピルアルコールであって、n−プロピルアルコールではありません。)

この吸虫が肝臓に定着することになると、吸虫はガンを引き起こします。
吸虫が肝臓に定着するのは、一部の人だけです。この一部の人々とは、体内にプロピルアルコールを持っている人々です。全てのガン患者(100%)は、その肝臓にプロピルアルコールと吸虫の両方を持っているのです。プロピルアルコールは、吸虫を肝臓に定着させる働きをします。ある人がガンになるときには、寄生虫とプロピルアルコールの両方を体内に持っているはずです。
もしこの吸虫が子宮、腎臓、肝臓などの腸内以外の器官に移動すると、それは大きな害を与えるのです。」

寄生虫を追放し、ガンを治癒するのには、次の三つをしなければなりません。
1、腸内吸虫を全て駆除すること
2、プロピルアルコールを体内に侵入させないこと
3、ガンから回復するために、重金属や毒素など体内から駆逐すること

寄生虫駆除には以下の3つのハーブ(薬草)が必要(必須)です。
必ず3つ一緒に使う事。急いでいるなら、手に入ったものから摂取してください。

・黒クルミの外殻のチンキ
・ニガヨモギ
・クローブ(チョウジ/丁字の実)

(注:この駆虫製品はネットで容易に入手できる。またMLMネットワーク・ビジネスのニューウエィズの製品の中にもこの3種を含むものがある)
 
代替療法
これらの3つのハーブが手に入らなくても、以下に挙げるハーブが腸内吸虫を殺す作用を持っていると、私は信じています。

赤クローバーの花(1回2カプセル、一日三回)
ポー・ドアルコ(1回2カプセル、一日三回)
ビタミンC(一日10g以上)
レアトリル(ハーブ、指示に従って服用する事)
カフグラスのジュース(家庭で育てたもの、市販のものは無益)
ぶどうとブドウジュース(家庭でジュースにしたもの、肉を一緒に取らない事)
エキナシア(1回2カプセル、一日三回)
代謝酵素(指示に従って取る事)
自然食

治癒への道

●寄生虫駆除プログラム
黒クルミ外殻のチンキ(水などに入れて、食前や空腹時に飲む)
1日目 1回に1滴ずつ、一日4回
2日目 1回2滴ずつ、一日4回
(略)
●無寄生虫状態維持プログラム(略)
●大量服用プログラム(略) 』 

・・・・etc詳細に記述されている。

日本では寄生虫の研究者である藤田紘一郎博士が、クラーク博士の本について次のように書いている。
「ガンの発病は、肥大吸虫に感染していることと、体内にプロピル・アルコールが存在していることの二つの条件が必要。しかし、この寄生虫を殺せば、発育因子オルトリン酸チロシンは即時消滅し、ガンは消滅する、再発もない」とも書いてあった。一見して全く話にならないような内容で、この本のプロローグではないが、「こんな迷信じみた馬鹿な話はあり得ない」ということは、誰でもすぐわかるはずなのだ。」

藤田は、「一見して全く話にならないような内容」とか「誰でもすぐわかるはずなのだ」というが、全く科学的な根拠を示さない。
そして、信じがたいことだが、彼は著書「体にいい寄生虫」の上記文章のわずか2頁後に次のように書いている。
「寄生虫の中には、人に感染してガンを引き起こすものが確かにいくつか知られている。肥大吸虫がガンを起こすかどうかは残念ながら僕は答えられないが、ガンとの関連が考えられる寄生虫病は結構いるのだ。」

つまり藤田の言いたいことは、
肥大吸虫がガンを引き起こすかもしれないが、殺せばガンが治るというのは、迷信じみた馬鹿な話である、ということで、
肥大吸虫を殺すことが許せないというだけの話なのか?
肥大吸虫なら殺されるのは嫌だから当然そのように考えるだろう。
人の立場で考えているのでなく、寄生虫の立場で考えているのかもしれない。

注:ハルダ・R・クラークは他の寄生虫もガンの原因になると言っている。2009年、81歳で死去

別に取り上げる予定だが、彼女は寄生虫を駆除・死滅させる電子機器を発明し、それをザッパーと名づけ、さまざまな病気の治療に応用した。
ザッパーは要するに周波数発生装置であるが、北米を中心に大きく普及し、その後さまざまな改良モデルが現れながら今日に至っている。

「7分間三回のセッションでバクテリアやその他の侵入物をクリーニングしてしまうというものです。
周波数をいちいち変える面倒さもありません。
一定の周波数であれば、大小さまざまな侵入物、吸虫、回虫、ダニ、バクテリア、ウイルスそして真菌をクリーニングします。たった7分ですべてクリーニングしてしまいます。
なぜこの方法が働くのかについてはいまだ科学的には証明されていません、推定では陽極のボルテージが陰極の性質を持つバクテリア等をひきつけ細胞の入り口から引っ張り出すと考えられます。
ウイルス、バクテリアは3分、状態の悪いサナダムシ、吸虫、回虫は5分、ダニは7分でクリーニングします。
最初の7分間のザップの後21分休みます、この間に死んだ寄生虫からバクテリアやウイルスが発生します。
2回目の7分間にこれらの新しく発生したウイルス、バクテリアをクリーニングします。これをぬかしますと即座に風邪を引いたりのどの痛みを感じたりします。さらにこの2回目の休憩時間に今度は死んだバクテリアからウイルスが発生します。そして3回目のセッションでこのウイルスが死滅します。
以上がザッパーに関するすべてです。ザッパーの周波は眼球や睾丸あるいは腸内には届きません。さらに結石、あるいは細胞内の潜伏中のヘルペス、あるいは爪のカンジダ真菌にも届きません。それらに深く届くにはハーブ寄生虫プログラムがザッパーと一緒に必要です。 

大量の寄生虫、バクテリアおよびウイルスをクリーニングしたときは疲労を感じることがあります。ザッパー・クリーニング後はリラックスした時間を過ごしてください。」

時にはスピリチュアルについて話そう!(3)

寄生虫学などが専門で、自分の腸内で名前をつけたサナダムシを飼うなど、「寄生虫博士」として知られる藤田紘一郎・東京医科歯科大学名誉教授(74)が薬事法違反(無許可医薬品販売)の幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検されたと新聞報道されたのは2014年3月10日だった。

新聞の報道で事件の内容を確認しよう。

「プロポリス、がんに効く」 藤田名誉教授を書類送検
朝日新聞デジタル 3月10日(月)14時4分配信

『薬効をうたって健康食品「プロポリス」の販売を手助けしたとして、神奈川県警は10日、=東京都杉並区=を薬事法違反(無許可医薬品販売)の幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検し、発表した。県警によると、藤田名誉教授は2009年6月〜13年10月、「副作用なくがん細胞が自滅」などとプロポリスの効能を書いた原稿を作り、健康食品販売会社のシャブロンに送付。同社が薬事法に違反してプロポリスを販売するのを手助けした疑いがある。09年から4年間で1千万円以上の顧問料を受け取っていたという
調べに藤田名誉教授は「効能は自分では裏付けていないが、他人の研究を読んで原稿を書いた」と話しているという。この事件ではシャブロン社長の荻野珠理容疑者(48)が同法違反容疑で逮捕されている。藤田名誉教授は、寄生虫学、感染免疫学の専門。カイチュウ先生として知られ、「笑うカイチュウ」「清潔はビョーキだ」などの著書がある。』

藤田教授は毎日新聞の取材に「プロポリスを専門的に研究したことはないが、契約した当時から注目し、効果があると思っていた。他の医者の論文やデータを自分なりにまとめて記事を書いた。
途中で違法だと気付いたがうかつだった」と話している。

彼は以前に科学的根拠の無いことを語って批判されている。
「腸内細菌は免疫を作り、自然治癒力の源泉にもなっている大事なものです。それなのに、日本人の体内では減っています。それは大地で育つ野菜や果実の摂取量が減る一方で、防腐剤や添加物入りの食べ物などをたくさん食べていることとも関係があると思います」(2011年1月29日日経新聞夕刊「きれい好きの落とし穴」)。
と語り、
これに対して「食品安全情報ネットワーク」から、2011年2月23日に公開質問状を提出されている。

1.日本人の腸内細菌が減っていると断言されていますが、その根拠は何でしょうか。科学論文をお示しください。
2.食品添加物入りの食べ物を食べていることと、腸内細菌が減少することとの間に関係があると思われる根拠は何でしょうか。科学論文をお示しください。
なお、食品添加物において防腐剤という分類はございません。食品中で微生物の増殖を防ぐ役割の添加物は保存料と表示されています。

長々と晩節を汚した藤田名誉教授について書いたが、私はここで腸内細菌や寄生虫と人間のスピリッチュアルな関係について述べてみようと思う

藤田教授は「腸内に寄生虫がいるとアレルギーが抑えられる」という持論を実証するために約十五年間、腸内でサナダムシを飼っていたのだが、彼が腸内で飼っているのは日本海裂頭条虫という種類のようだ。サナダムシにもいろんな仲間がおり、サナダムシの一種「アジア条虫」は韓国、中国、台湾、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムに分布し、日本にはいないはずだったが国内でも海外渡航歴の無い人の感染が多数出ているので、今では定着しているとみられている。日本海裂頭条虫は古代より日本、及びアジア地域に分布してきた。
サクラマスやカラフトマスの体内で擬尾虫(プレロセルコイド)に成長し、そのマスを食べることで人間の体内に寄生し成虫となる。
寿命は約2年ぐらい。
人の腸内でサナダムシは1日に20センチ伸びる。1カ月で6メートル、2カ月でその倍になったあたりで成長が落ち着く。」(産経新聞:2009.2.19 )
藤田の研究室に置かれている最も新しい標本は2001(平成13)年4月に駆虫された7・8メートルの個体であるという。

昨年、中国情報サイトRecord Chinaに、歌手の李代沫(リー・ダイモー、男性)が、寄生虫ダイエットを告白し話題になっているという記事が載った(配信日時:2013年7月27日)。

100キロを軽く超える巨体だった彼が80キロ台まで体重を落とした方法というのが、「減肥虫」という寄生虫ダイエット。タイで開発された方法で、1匹10万元(約160万円)の寄生虫を8匹購入したという。
「減肥虫」というのは多分サナダムシだろうと思われるが、非常に高額だ。日本のサナダムシは条件付きでプレロセルコイド1匹48000円で購入できるが、こんなダイエットは、仮に檀蜜であったとしても許せんヽ(`Д´)ノ

サナダムシ・ダイエットなる奇妙な方法は、サナダムシを飲んで腸の中で飼育すると、食べた物の栄養分をサナダムシが奪うから痩せるというものだ。藤田は寄生虫、菌との適度な共生生活が人体と地球環境の健康を促進するというのだが、腸に寄生虫を寄生させるような状態は不健康である。

昔、日本で野菜を栽培する時の肥料は人糞だったので生食を行うと回虫の卵が付いている危険性があったが、西の考えは卵が腸内で孵化する腸の状態が間違っているというものだ。藤田は毎日バナナ3本分の大便をするというからサナダムシを腸内で飼っていくためには、ダイエットが目的でないのなら大食しないといけないということだろう。

いずれにしろ西式とは無縁の人だと思うが、
一点だけ参考になること言っている。
辛い物やアルコール類を食べるとなぜか自分の機嫌が悪くなるという。サナダムシにとってよくない状況は宿主(人間)が避けるようになるらしい。

サナダムシにとって快適な宿主の肉体的・精神的・霊的な状態があり、そのように人がコントロールされるのがあるべき共生関係とは私には考えられない。また、腸内細菌も宿主に影響を与えているのではないだろうか。
あまり腸内細菌の働きを礼讃したり、意識を過度に向けることは危険ではないのか。

シータ・ヒーリングというのがある。
米国生まれのチャネリングとヒーリングを合体させたものだが、マニュアル化されており、セミナーを受けて資格を取れば誰でも他人の治療ができると宣伝しているが、ネットでは批判記事が多い。
このシータ・ヒーリングでは、体内にサナダムシを寄生させている人は、寄生虫を引き寄せるような思考パターンを持っているという。
シータ・ヒーリングの直観解剖学の教えるところを聞いてみよう。

『寄生虫
寄生虫に感染する人が影響を受けるのは、肉体レベルに留まらないということを認めることがまず重要です。
寄生虫は、人間のすべてのレベルにおける発達を阻害する思考プロセスにひきつけられてきます。
すべてのレベルとは肉体的、感情的、精神的、霊的なレベルのことです。

寄生虫は自分たちが確実に生き残るために、特に体内洗浄などを受けて死滅する際に人間に感情を伝えます。「もう駄目だ死んでしまう」という感情を宿主の体系内に開放することで受け渡し、宿主自身が死んでしまうと信じさせます。たいていは宿主である人間が受けた体内洗浄に対する反応として発生します。

「恋人に自分を利用させなければならない」あるいは「自分は人に徹底的に搾取させなければならない」といった感覚や感情は、寄生虫を引き寄せる磁石のような役割を果たします。思い込みへの働きかけと真の感覚・感情への働きかけをすれば、寄生虫を呼び寄せるような思考パターンから開放されることができます。

次のステップは、あらゆる種類の寄生生物、たとえば人生で出会う特定の人から自らを自由にすることです。
思い込みへの働きかけによっていくつかの感情を抜き取って置き換え、すべてなるものの創造主からもたらされる新たな感情を加えると、体内に宿る目に見えないたくさんの寄生生物を駆除する働きを獲得できる上に、体外でも自分のパラダイムから人づきあいを浄化することができるようになるのです
。』

『寄生虫の浄化をするときは、期間中、感傷的にならずに済むように、アルカリ食品の摂取を心がけてバランスを保つようにするとよいでしょう。浄化中に経験する「感覚」は、あなた自身のものではないかもしれません。「死んでしまう」というような感覚は死んでいく寄生虫や回虫の意識からやってきます。寄生虫を取りのぞくことは、寄生的な感情や浮遊霊や霊的なフックのような「エネルギー的な寄生を解放するのにも役立ちます。』 ← 重要!

寄生虫に感染する人に必要な思考パターンは、
人によって様々だが、一例として次のような新しい思考パターンと置き換える。

*愛する人に自分を利用させることなく生きるのがどのような感じかを私は知っています。
*人に搾取されることなく暮らすのがどのような感じか私は知っています。
*私は人との付き合い方を知っています。


このシータ・ヒーリングについては、近い内にもう一度取り上げよう。ついでにレイキについても書く予定。


参考「シータ・ヒーリング」(ヴァイアナ・スタイバル著)他
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