続・大日本仁志會

西勝造 が創始した西式(西学)を紹介する、正統西式のブログです。

2015年12月

冬至からの思考

思考の大切さについては常住坐臥(じょう じゅうざが。すわっている時も寝ている時も。いつも)正しく思考しなければいけないが、特に冬至から節分までの期間を西勝造は重視していた。

冬至の日から節分までの思考の大切さ」←クリック

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自然にかえれ

私は西勝造(明治17年〜昭和34年)という人物の創始した「西式(西学)」の研究者です。
故甲田光雄医師が普及に努めた「生菜食療法(西式甲田療法)」は西の死後、西式の生食療法の一部を特化して創案されたものです。甲田医師とは私もお会いして話をしたことがあります。

西勝造は老子(ろうし)を高く評価していました。
老子について書かれた内外の書籍をことごとく読んでいました。
老子の説いたことを簡潔にまとめ、昭和22年に講演(哲学講座)で「老子の叫び」として発表しました。

老子は、古代中国の哲学者です。
彼の死後に生まれた道教は老子を始祖としますが、老子の教えから生まれたもので彼が作ったのではありません。

西によれば老子の教えは次の言葉に要約されます。

凡ての人間は自然に還れ。
自然に従え。
自然の子となれ。
自然に叛くな。
自然を虐げるな。
自然を尚(たっと)べ。
自然を礼讃せよ。
自然を讃歎せよ。
自然を畏敬せよ。
自然を愛好せよ。
自然に同化せよ。
自然を尊重せよ。
自然に随順せよ。
自然を賛美せよ。
自然に融合せよ。
自然に透徹せよ。
自然を正視せよ。
自然を曲視するな。
而(しこう)して凡て人間は無(零)と万物(-)とを研究せよ。

私見西式5」より引用。
西学を健康医療方面へ応用したのが「西式健康法」です。
文化生活を享楽しながら自然に還る道です。

西式健康法については最近の記事が
西式健康法 入門講座1
西式健康法 入門講座2

西式の生食療法については下記に記事があります。
生食療法について
私見西式94
私見西式104
私見西式198-202
他にも記事がありますが、これらをお読み頂ければ甲田療法の生菜食療法との違いがお分かりになると思います。

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